2013年8月26日月曜日

下関・門司港旅行1日目

恒例の夏の一人旅。
今年は・・・



下関



に行くことに決めた。



アルバム:201308下関門司港旅行

だがそれだけでは物足りない。
新幹線も確実に一本で行くために小倉で降りる予定にしていた。
ならば小倉から行きやすい門司港も行ってみようと思いつき、
かくして実質的には小倉・門司港・下関旅行となったのだ。

朝は地元を7時に出て東京駅で新幹線のぞみ13号に7:50に乗り込む。
ゆられること約5時間。長い。
以前博多まで新幹線で行ったことがあるのでそれに比べたらわずかに時間は少ない。
どこまで新幹線で行くのに耐えられるかを試してみたかったのだ。

小倉についたのは12:39。まずはホテルに荷物を預けてさっそく小倉へゴー!
と思ったけど、小倉駅の新幹線口のそばにはメーテルと鉄郎のベンチがあるではないか。
少し離れたところにはキャプテンハーロック?の像が。
これはいきなり良い観光ポイントに巡り会えたものだ。

気分よいまま、鹿児島本線に乗っていざ門司港へ。
門司港までは12分少々。少し遅延していたのか、予定より一本前のダイヤの
電車に乗ることになった。時間は結果として変わらないのだが。

着いた。降りてまず気づいたのは、改札付近に人力車が展示されていることと、
幸福の泉なる池と鐘がホームとホームの間に設置されていること。
幸福の泉は珍しそうなので記念に撮っておいた。

そして駅舎がレトロちっくということで早速外に出て振り返ってみたら・・・
なんと改装工事中で何にもみえやしねぇ。

仕方なく改装工事中の建物を撮っておいた。

門司港に関する資料を手に入れたい。駅を出て隣のビル、JR九州第一庁舎に入った。
これは旧JR九州本社ビルだ。中に入ると無料の展示、海図に関する展示が。
海軍か海上自衛隊だかの海上を進むシミュレータや、関門海峡の
一日の様子を10分にまとめた早送り動画など、そういった見て楽しめる展示も
しっかりある。これは艦これの提督の一人としては見ておかねばなるまい!


しっかり海図の資料もいただいてきた。
観光案内所もあるのでそこで門司港の地図をもらって街にくり出る。
このビルの真正面には旧門司三井倶楽部の屋敷が。
中は見学しなかったが敷地内を通り屋敷を眺め見て、裏手から敷地を出た。
裏手から出ると遊覧船乗り場や海峡プラザがある。
ただここは後で行く予定だったので順序が違う。

まず向かいたかったのは九州鉄道記念館だ。


ここは今年の8月に完成したそうで、持って行った雑誌等は
去年の山口・門司のまっぷるを持って行ったためそこには載っていなかった。
本物の車両が何台か展示避れており、圧巻。

本館では子供のための体験コーナーや鉄道に関する常設展示・企画展示がされている。
おみやげコーナーも当然備わっている。
常設展示では実際に汽笛やブレーキを鳴らす音を出す展示があったりして
大人も子供も楽しめるようになっている。
親子連れのためにミニ機関車?の走行コースが設けられており、別料金を支払えば
乗って操作できるらしい。

九州鉄道記念館をあとにして、すでに14時。そろそろお昼を食べたい。
門司港といえば焼きカレーが有名だそうで、焼きカレー屋の地図もあるくらい。
探す道すがら、関門連絡船乗り場、つまり海が見えてきたので写真を撮り、
また焼きカレー屋を探す。
入ったのは王様のたまごという店。
テラスも設置されているなかなかオシャレな店だ。
そこで「国産グリルチキンの焼きカレー」を頼んだ。


2個大きいチキンが乗っている。焼きカレーはチーズがふんだんに乗っており、
さらにチーズとカレーの間には生卵が。潰して軽く混ぜて食べると三重になって
さらにおいしいということになる。

さてここでやっと遊覧船乗り場と海峡プラザを見ることができる。

海峡プラザの手前では猿回しのおっちゃんが猿に芸をさせている。

実は最初にきたときもやっていたのだが、生でこういうのを見た経験が
あまりなかった。チップをかごに入れておいた。

海峡プラザを通り、親水広場や旧門司税関のある広場に向かった。
このへんがどうやら観光のメインポイントらしい。
なのでカップルや若い女性のグループが多い。
一人旅は自分だけなんだろうなぁ・・・
そんな思いを持ちつつ、旧門司税関で税関に関する展示をまず見た。


日本に持ち込まれる偽ブランド品の見分け方などがあり、実に興味深い。
向かいには国際友好記念図書館の屋敷がある。
その間の道を進むと旧大阪商船の建物がある。飲食店やお土産屋になっている。
そのまま北に進むと門司港レトロ展望室のある巨大ビルが。

はっきりいってでけぇ!
この後の時間もあったので入りはしなかったが、建物を見るだけでも圧倒されて
見応えがあってよい。

このあとは出光美術館を見て、レンタサイクルを借りてその先を行こうと思っていた。
ところが今日は月曜日。全国的に博物館・美術館はお休みの日。

当然出光美術館も休みだった。
まあその分外の場所を見る時間はできたのだし、結果オーライとしておこう。

門司港レトロ展望室の近くにあるレンタサイクルショップで電動アシスト自転車を借りた。
軽やかに進み、一路関門橋のほうに進む。別に関門橋を渡るつもりではない。
そこの山、古城山にある門司城跡に行きたかったのだ。
途中、甲宗八幡神社を参拝した。
そこにはなんと、平知盛の墓があるではないか。



他の平氏の墓はない。どうやら平知盛だけらしい。
他には明治維新で戦った兵士たちの慰霊碑があったりとなかなか観光スポットとしても
良い所だ。

さて進む。途中、実は祇園大神宮なる神社に行こうと思った。
途中の坂道まではたどりついたのだが、その先がわからない。
Googleマップを見るとあきらかに細い、山道を通るような道が表示されている。
それらしいところは見つけたといえば見つけたのだが、自転車は置いていかなければ
ならないし、多分行ったら時間を結構食うに違いない。
最終目的地は門司城跡なのだ。さらば、観光ガイドブックにも載っていない
気になる神社よ。また機会があれば行きたい。

そのまま進むと和布刈神社の大鳥居がある。
そこをくぐって進むとどうやら山の斜面に突入したらしく、坂になっている。

途中にノーフォーク広場をすぎさり、めかり観潮公園が。
そこからは関門橋を山に入ってから初めて目に焼き付けることができる。

結構近い位置で見る関門橋は素晴らしい。橋のきれいな角度がよくわかるところに
公園を作ったなと感心してしまう。ここで三脚を使って自分撮りをした。






さてここからが本題。門司城跡を目指すのだが、車でも厳しい坂道。
電動アシスト自転車とはいえつらいだろう。とりあえず進む。

・・・すげぇ辛い!!!
電動アシストあってもこれは辛すぎる。そして途中から歩道・自転車道がなくなるし。
この先へは車しかいけないらしい。

・・・あれ?誰かのブログには自転車でもかなり行けるとあったのだが、見間違い?
関門橋があってGoogleマップも下の道が見えづらくてわからない。
仕方なく降り、和布刈神社のほうへ進むと途中に小さなパーキングが。
そこの奥には山道があり、どうやら登って展望台へ行けるらしい。
もしかしてここから門司城跡まで行ける!?
期待して山道、てかほとんど獣道を進んで抜けた先は中間のパーキングエリア。


さらに上へと続く道が。そこからはちゃんと舗装されており、安心して進める。
進んで登った先にはめかりパーキングエリアが。
そして一番近く、良い角度から見られるであろう展望台が。
ここからの眺めはやはり展望台が設置されているだけあって素晴らしい。
そこでしばし橋を見て目に焼き付けておく。


帰りは同じ山道を降りていかなければならない。
車で来ている連中とは違うのがつらいところ。

結局門司城跡は諦めた。展望台までの道も結構辛かったのだ。
その3倍以上はあろう道を進んで行かなければならない門司城跡は
とてもじゃないが自転車では行けないことがわかった。
展望台まで来られたのでよしとしておこう。

山道を降りて最後に向かったのは関門橋のほぼ真下近くにある和布刈神社。
海峡の守護神が祀られており、壇ノ浦の合戦前夜には、平知盛率いる平家一門が
そこで最期の宴会を開いたところだそう。




他には人形供養もされているようで、そのための塚もある。
どうやらここまで来る人はほとんどいないようだ。時間のせいもあるのかもしれないが、
誰もいない。
みんなレトロな町並みだけ見て帰っていくのだろう。
交通手段も影響しているのだろうけれど、和布刈神社はぜひとも行っておきたいところ。
自分はここまで来られて満足。(門司城跡は悔しいが)

これで26日の観光はすべて終わった。
すでに17時を過ぎている。レンタサイクルを返すためにも急いで帰路につく。
無事に返却を終え、近くのお土産屋で門司港ならではおみやげを買う。
バナナの叩き売り発祥の地とされており、そのためかバナナに関するお土産が多い。
ならば買わねばなるまいということで、家族親戚会社用に購入。
あくまでも門司港でのおみやげだ。

そして門司港駅。揺られること13分ほどで小倉へと戻ってきた。
ホテルに戻り、少し休んだあと夕食へ。小倉の名物がわからなかったので
Google+でそれとなく聞いてみる。
とんこつラーメンやB級グルメの肉チャーハン、それから小倉焼きうどんなどがあるそう。
結局行ったのは最初に情報をいただいた魁龍ラーメン。


とんこつラーメンはわりといけるほうなのでまあいいかなと思って
魁龍ラーメンを食べてみたら・・・うおぉ!?なんだこの濃さというか臭みは!!
少々気持ち悪くなってしまった。サイドメニューで餃子と
ビールを頼んでおいたので合わせて食してなんとか事なきを得たが、
自分はここまで濃いとんこつラーメンは無理だ。合わない。
紹介されておいて食べきれないのも悪いので食べきった(スープは飲めなかった)。
別の紹介されたメニューの店でもよかったのかなとちょっと悔やむ。
小倉の食はまた今度リベンジしたい。

そうして26日はすべて終了。
明日はいよいよメイン、下関へと向かう。

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